ドコモが5Gホームルーター「home 5G」を発表!ソフトバンクエアーとの違いは?

NTTドコモが新たに5Gホームルーター「home 5G」の発表を行ったことで、世間では注目が集まっています。
しかし、Softbankのホームルーターとは、一体どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、新しく発表されたドコモのホームルーターを解説しながら、ソフトバンクエアーとの違いについてもわかりやすく解説していきます!
目次
ドコモが5Gホームルーター「home 5G」を発表!
5月19日、NTTドコモは工事不要で利用することができるホームルーターサービスとして、新たに「home 5G」と専用端末である「home 5G HR01」の提供を開始することを発表しました。
従来、自宅の固定回線といえば「フレッツ光」に代表されるような「光回線」が一般的とされてきました。
しかし、通信技術の普及により、5Gによる高速通信を自宅の固定回線としても活用させようという動きが活発化を見せています。
ドコモの5Gホームルーター「home 5G」の詳細
「home 5G」のスペックと接続台数
ドコモの「home 5G」のスペックと接続台数は下記のとおりです。
対応通信 | 5G、4G |
無線LAN規格 | Wi-Fi5、Wi-Fi6 |
有線LAN規格 | IEEE802.3ab、IEEE802.3u |
同時接続台数 | 65台(Wi-Fi64台/有線LAN1台) |
備考 | ビームフォーミング対応 |
5Gによる通信規格に対応しているため、通信速度に関しては「下り最大4.2Gbps」もの高速通信を見込むことができます。
「home 5G」の月額料金と開始時期
ドコモの「home 5G」の月額料金とサービス開始時期は下記のとおりです。
- 月額料金:4,950円(税込み)
- 開始時期:2021年8月下旬(予定)
競合他社の光回線サービスと比較した場合、月額料金としては「安くもなく高くもなく」の平均的な相場であると言えるでしょう。
「home 5G」の申し込みはどこから?
ドコモの5Gホームルーター「home 5G」を申し込む方法としては、下記の2つのパターンが挙げられます。
- ドコモの対面ショップ
- ドコモのオンラインショップ
店頭でのサポートを受けたい方は「対面ショップ」を、ウェブから簡単に済ませたい方は「オンラインショップ」を活用すると良いでしょう。
ソフトバンクエアーとの違いは?
home 5G | ソフトバンクエアー | |
対応通信 | 5G | 4G |
通信速度 | 下り最大4.2Gbps | 下り最大962Mbps |
基本料金 | 4,950円(税込み) | 5,368円(税込み) |
無線LAN規格 | Wi-Fi6、Wi-Fi5 | Wi-Fi5、Wi-Fi4 |
同時接続台数 | 65台(無線64台/有線1台) | 64台(無線63台/有線1台) |
通信制限 | あり | なし |
上記の比較表のとおり、それぞれで強みが異なります。
ドコモでは「最新の5GとWi-Fi6の通信規格に対応」していますが、ソフトバンクエアーでは対応していません。
一方、ソフトバンクエアーでは「データ通信の使用量に制限がない」というところが大きな魅力と言えるでしょう。
ドコモの5Gホームルーター「home 5G」の注意点、通信制限はある?
データ使用量に制限がある
「home 5G」には、従来のポケットWi-Fiサービスなどと同様に「データ使用量による制限」が設けられています。
直近3日間のデータ使用量が多い場合には、翌日にデータ容量の制限が課せられてしまうため、このポイントはあらかじめ注意が必要と言えるでしょう。
ソフトバンクエアーと比較して料金が高い場合も
「ソフトバンクエアー」には「月月割(36ヵ月間)」や「スタート割(12ヵ月間)」などの各種割引サービスが用意されています。
総合的に判断すると「home 5G」よりも「ソフトバンクエアー」の方が安くなる可能性があるため、単純な基本料金だけの比較は避けておくべきと言えるでしょう。
使い放題なら「ソフトバンクエアー」がおすすめ!
「ソフトバンクエアー」には「月間によるデータ容量の制限」はありません。
また、とくに「3日で10GB」のような特定期間における通信制限も設けられていないため、より安定した通信を求める場合におすすめです。
- 長期的な安定性を重視したい:ソフトバンクエアー
- 瞬発的な高速性を重視したい:home 5G
それぞれの特徴や自身の利用目的に応じて、サービスを選び分けることが重要と言えるでしょう。
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まとめ
今回は、ドコモの5Gホームルーター「home 5G」に関する内容とともに、ソフトバンクエアーとの違いについての解説を進めていきました。
5Gによる高速通信が自宅の固定回線としても利用できるのはたしかに魅力的な話ですが、通信制限などの注意事項も存在するため、使い方や利用目的に沿ってサービスを吟味していく必要がありそうです。