【ソフトバンク光が遅い】速度改善のための原因5つと対処法6つを解説!

ソフトバンク光の情報を集めていると通信速度が遅いという意見が目につき、心配や不安を抱えてしまう方がいるかもしれません。
そこで今回はソフトバンク光が遅いと感じる時の原因と対処法を解説します。現在契約中でお悩みの方はもちろん、これから契約を考えているけれど通信速度が気がかりな方はぜひ参考にしてください。
ソフトバンク光は遅い?
ソフトバンク光の速度に関する良い評判
いま、流れでソフトバンク 光1Gbps、BIGLOBE光1Gbps、J:COM320Mbps契約してるけども
ソフトバンク 光が一番早いかな pic.twitter.com/5OMiQ1kqWx— kakao (@kakao3909) May 30, 2018
ソフトバンク光の速度に関する悪い評判
ソフトバンク光、快適に動画コンテンツ楽しめるのは60mbpsと発表しているくせに、今うちのスピードが50mbpsぐらいしかない…電話つながらないし
最大1gbpsって言ってるのにもう詐欺レベル#SoftBank#softbank光 #遅い解約して他の会社に乗り換えよう pic.twitter.com/3jfPWVWZkY
— R氏 (@Orangerei617) February 23, 2020
上記の通り、ソフトバンク光に対して、Twitter上でいい評判も悪い評判もあります。
同じサービスを利用しているにもかかわらず、なぜ人によって通信状態が変わってしまうのか疑問ですよね。
結論、通信状態の良し悪しはソフトバンクが提供しているブロードバンドルーター「光BBユニット」が深く影響しています。
つまり光BBユニットをレンタルしている方は快適な通信環境を実現でき、光BBユニットではない方は時間帯によって通信速度が落ちる可能性があるということです。
光BBユニットをレンタルして「IPv6へ接続」をしよう!
出典:ソフトバンク「光BBユニット」
先ほど、快適なインターネット環境のためには光BBユニットが必要であるとお伝えしました。
その理由は、光BBユニットを使えばIPv6(アイピーブイロク)への接続が可能になるからです。
IPv6とは?
IPv6とは、Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)の略。
「プロトコル」とは、インターネットでコンピューターが情報の送受信をする際に用いるルールのことです。
簡単に言えば、出発点と目的地をつなぐ高速道路のようなものです。
IPv6が登場する前は、IPv4が主流でした。しかし、IPv4は「PPPoE(PPP over Ethernet)」と呼ばれるプロトコルしかないため、回線が混み合う夜間は通信速度が落ちてしまう難点があったのです。
そこで登場したのがIPv6です。IPv6は「PPPoE」に加えて「IPoE(IP over Ethernet)」というプロトコルも使うことができます。
別の接続方式であるIPoEがあることで、回線の混雑を回避できスムーズな通信環境を実現できるようになったのです。
高速道路でいうと、IPv4は片側1車線のみ、IPv6は片側2車線ある道路というイメージです。
ソフトバンク光が遅い原因
そもそも光コラボレーションの一つであるソフトバンク光は、NTTフレッツ光と同じ回線・基地局を利用しているので、利用エリアや通信速度はフレッツ光と変わりません。
そのため、フレッツ光やNTT系光コラボに影響が出ていないのにソフトバンク光のみ遅いと感じる場合は、回線や設備以外に問題があると考えられます。
以下では、ソフトバンク光が遅くなる原因を見ていきたいと思います。
原因1:IPv4への接続だから
前述した通り「光BBユニット」でなければIPv4の接続になるため、夜間は回線が混雑して通信速度が遅くなる可能性があります。
光BBユニットは月額550円(税込)でレンタル可能なので、よほど通信速度が遅いと感じる場合は、契約するのがおすすめです。
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原因2:パソコンの性能が低いから
高速インターネットをご利用する場合は、それに適したパソコン環境を整える必要があります。
また、性能の低いパソコンやスマホに最新のOSをインストールしたり、高機能アプリケーションをインストールするとCPU性能やメモリ容量が足りず、動作が極端に遅くなるという不具合もあります。
この場合は、パソコンやスマホを最新のものに買い替える必要があるでしょう。
原因3:セキュリティソフトの不具合
セキュリティソフトなどの常駐ソフトが原因で通信速度に影響がでる場合があります。
ソフト自体に問題がある場合もあれば、セキュリティソフトを新しくしたときに古いソフトが消し切れていなければ、動作が重くなったりフリーズするなどの不具合が発生します。
セキュリティソフトの設定・見直しはご利用のセキュリティソフト提供元へのお問い合わせください。
原因4:マンションだから
マンションの場合、1本のインターネット回線を住人全員が使用するため、戸建てに比べて通信速度は低下しがちです。
また、建物によってはアナログの電話回線(VDSL)を各部屋までの配線に使用している場合があります。
光回線方式であれば最大通信速度は1Gbpsですが、アナログ回線だと最大通信速度は100Mbpsしかないため、夜間など多くの人がインターネットを使用する環境にあると、速度が落ちる可能性が高くなります。
原因5:ルーターやケーブルが古いから
インターネット回線の規格や周辺機器の性能は、より良いものへと更新され続けています。
そのため、壊れないからと言って古いタイプのルーターやケーブルを使用していると、
新しい回線の性能に追いつけず、通信速度の低下を招く場合があります。
思い当たるふしのある方は、LANケーブルの規格やルーターのスペックを再度確認してみることをおすすめします。
ソフトバンク光の速度が遅いときの対処法6点
対処法1:通信機器を再起動する
今まで快適な速度で通信できていたのに急に調子が悪くなった場合は、端末や機器を再起動することで問題が改善される場合があります。
端末やルーターの電源を一旦落とし、少しの時間を置いてから再起動してみてください。
対処法2:有線接続に切り替える
無線LAN(Wi-Fi)でインターネット接続をしていて速度が遅いと感じる場合は、有線接続に切り替えることで改善するケースもあります。
当たり前ですが、有線であれば直接回線を引っ張れるので、大容量のデータ転送やダウンロードもスムーズに行えます。
ただし有線接続はパソコンやゲーム機などに有効な方法で、スマホやタブレットは有線接続できないので注意が必要です。
対処法3:中継器を設置する
無線LANルーターがある部屋では問題なくネットを利用できていたのに、他の部屋に移動すると速度が遅くなった経験はありませんか?
原因としては、Wi-Fiの電波は障害物や遮蔽物に弱く、部屋や階をまたぐと電波が通り辛くなるという特徴があるからです。
この問題の解決には、中継器の使用がおすすめです。
中継器の設置により広範囲にWi-Fi電波が届くため、今まで通信速度が安定しなかった部屋でもインターネットを快適に利用できるようになります。
3階建ての家の場合、1階に無線LANルーターを設置し、2階に中継器を置いておけば、1階のルーターから3階の部屋までWi-Fiを通すことが可能です。
なおソフトバンク光が提供する光BBユニットには中継機能が搭載されていないので、中継器は別途で用意する必要があるので注意しましょう。
対処法4:LANルーター/LANケーブルを買い替える
<LANルーター>
ソフトバンク光で1Gbpsの通信を利用するには、無線LANルーターの規格を「IEEE802.11ac」にする必要があり、もし対応していない場合には通信速度が遅くなってしまいます。
「IEEE802.11b」「IEEE802.11g」「IEEE802.11n」などの規格では1Gbpsを出すことはできないので、まずは無線LANルーターの規格を見直してみましょう。
<LANケーブル>
家電量販店やホームセンターに行くと「CAT5」「CAT6」「CAT7」といったLANケーブルが販売されているかと思います。
CAT5だと100Mbps通信までにしか対応できないので、1Gbps通信を行う為にはCAT5e以降のケーブルを選んでください。おすすめはCAT6のケーブルで、ソフトバンク光の1Gbps通信が存分に発揮されます。もし金銭的に余裕があるようならCAT7もおすすめですよ。
対処法5:プロバイダを見直す
光コラボの光回線はプロバイダの設備を通して利用するので、プロバイダ次第で速度に差が生じる可能性があります。
同じ回線・設備であるフレッツ光やNTT系光コラボと比較してソフトバンク光だけが遅いと感じる場合は、プロバイダの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
原因がプロバイダにある場合、通信速度を改善するには信頼度の高いプロバイダと契約する必要があります。
ただし設備や利用ユーザー数などの情報は、原則としてユーザー側に知らされることはないので、プロバイダ情報については専門家に意見を求めるのがおすすめです。当サイトはソフトバンクだけでなく、各回線の困った事例に対しても相談を受け付けているので、気軽にお問い合わせください。
対処法6:IPv6高速ハイブリッドを利用する
ソフトバンク光ではIPv4接続とIPv6接続を採用しています。
IPv4接続はユーザー数が多く、夜間やユーザーが多いエリアでアクセスが集中すると、通信速度に影響が出てしまうことがあります。
しかしIPv6接続に切り替えることで、劇的な通信速度の改善を期待できます。
IPv6自体には速いという特徴はありませんが、IPv6の状況下で使える「IPoE接続(ネイティブ接続)」を利用すると回線の混雑状況が解消され、速度も安定して快適にインターネットが利用できるようになります。
ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッド「IPv6 IPoE + IPv4」を利用する条件は以下の通りです。
- 光BBユニットをレンタルする
- フレッツ・v6オプション(NTT東西)を申し込む
※光BBユニットのレンタルには513円(税込)の月額費用が発生します。
まとめ
今回はソフトバンク光が遅いと感じる時の対処法について紹介しました。
もしも通信速度が遅いと感じた時には、以下のような対策を講じてみましょう!
- プロバイダを見直す
- 有線接続に切り替える
- 中継器を設置する
- LANルーター/LANケーブルを買い替える
- IPv6高速ハイブリッドを利用する
- 通信機器を再起動する
これらの対処法を実行しても問題が改善されない場合は、専門家への相談を検討しましょう。
当サイトではソフトバンク光/ソフトバンクAirに関する相談はもちろん、回線の乗り換えなどに関しても専門スタッフを用意しているので、お困りの場合は、気軽に問い合わせてくださいね。
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